猫がふみふみしないのは懐いていないから?個体差と安心の合図を知る

ふみふみせず毛布の上でゆっくり瞬きをする猫

すべての猫が毛布や人の膝で「ふみふみ」をするわけではありません。ふみふみの有無だけで信頼関係や幸福度は測れず、ゆっくり瞬きをする、近くで眠る、尾を立てて近づくなど、猫ごとに異なる安心の表し方があります。

ふみふみは子猫期から続く行動の一つ

子猫は授乳時に母猫の乳房周りを前足で押します。その動きが成猫にも残り、柔らかな毛布や人の膝で見られることがあります。ただし成猫が続ける理由は完全には分かっておらず、しない猫が異常という意味ではありません。

見られない理由を「愛情不足」にしない

好む素材が違う、人前では行わない、成長とともに回数が減ったなど、個体差があります。過去の生活環境が分からない保護猫でも、ふみふみをしないことだけから経験や感情を推測できません。動画で見た行動を再現させようと、前足を持って動かすのは避けます。

その猫らしい安心の合図を探す

同じ部屋で横になる、顔や頬をそっとこすりつける、尾を立てて近づく、ゆっくり瞬きをする、遊びへ誘うなども穏やかな関係の手がかりです。一つの合図だけでなく、猫が自分から選んで近づき、嫌なときに離れられる関係を大切にします。

爪が痛いときは毛布で距離を作る

ふみふみする猫の爪が人の皮膚へ当たる場合は、叱らず厚めの毛布を間に置きます。爪を抜く、足を強く押さえる方法は行いません。爪が伸びすぎて布へ引っかかる、歩き方が変わる場合は、猫に合った爪の管理を動物病院や経験のある専門家へ相談します。

観察するときに見ること

  • 猫が自分から近づいている
  • 体が固くなく呼吸が穏やか
  • 耳と尾が自然な位置にある
  • 食事・排泄・遊びが普段どおり
  • 嫌なときに離れられる

急に行動が変わったとき

以前はよくふみふみしていた猫が急にしなくなり、同時に触られるのを嫌がる、足をかばう、食欲が落ちるなどの変化があれば、痛みや体調不良も考えます。ふみふみそのものを戻すのではなく、動物病院へ相談してください。

参考にした情報

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