犬の指の間の赤みや腫れは、異物、刺激、感染、アレルギーなど複数の原因で起こります。散歩後に足裏と指の間を明るい場所で確認し、強く洗う、針でつぶす、人用薬を塗る処置は避けます。痛みや繰り返す舐めがあれば受診が必要です。
最初に片足か複数の足かを比べる
片足だけなら小石、植物片、傷など局所のきっかけ、複数の足なら環境刺激や皮膚の問題など、原因を考える手がかりになります。ただし見た目だけで診断はできません。足の甲、肉球、爪、指の間を左右で比べ、赤み、腫れ、におい、湿り、出血の有無を記録します。
散歩後はこすらず乾かす
泥や汚れはぬるま湯で穏やかに流し、清潔なタオルで押さえるように水分を取ります。指の間を何度も強くこすると刺激が増えます。シャンプー、消毒薬、精油、人用クリームを自己判断で使わず、何を使ったかは受診時に伝えられるよう残します。
舐め続ける行動を放置しない
痛みやかゆみで舐めると皮膚がさらに湿り、状態が悪化することがあります。大声で叱らず、散歩と遊びを落ち着いて切り上げ、病院へ相談します。包帯をきつく巻くと血流や湿気の問題が起こるため、指示なしに長時間覆いません。
受診時に役立つ記録
いつ始まったか、散歩した場所、雨や路面の状態、使った洗浄剤、食事や季節の変化、過去にも同じ症状があったかを書きます。Merck Veterinary Manualでは、指間の深い病変は痛みを伴い、足をかばう、舐める、噛む様子が見られると説明されています。
家庭での確認項目
- 片足か複数の足か
- 赤み・腫れ・におい・分泌物があるか
- 異物が表面に見えるか
- 歩き方が変わったか
- 舐める時間が増えたか
早めに受診したい変化
強い痛み、足を着けない、急な腫れ、出血、膿、悪臭、異物が刺さっている、元気や食欲が落ちた場合は早めに受診してください。しこりを押す、切る、針で開ける処置は行いません。繰り返す場合も原因確認が必要です。